アンチヒーローマンガ「英戦のラブロック」

週刊少年マガジンで連載中のマンガ

マガジンで連載中のマンガ「英戦のラブロック」を紹介します。

マーベルやヒーローアカデミア、昔からあるものだと戦隊ものやウルトラマンなんかは誰が見ても正義の味方・弱者の味方といえるヒーローが登場しますよね。

このマンガでもヒーローが登場し、人々の平和のために働いています。

オー〇マイトみたいなのがいますね。

彼は「筋肉の英雄マルス」と呼ばれており、物語最初の敵となります。

先ほども言いましたが、基本的にはこの世界のヒーローも犯罪者を取り締まったりテロリストと戦ったりして平和維持に貢献をしています。

表向きは・・・ですが。

ストーリー

そんなヒーローが認知された世界で物語は始まります。

この世界では、人間は2種類に分類されていて、1つは、

英雄（ヒーロー）と呼ばれる特殊能力を持った人間。

これは、「火葬の英雄」と呼ばれる主人公の兄貴です。

そしてもう１つは、

群衆（モブ）と呼ばれる能力のない人間。

このドヤってるのが主人公です。

ヒーローとして活躍する兄、無能力な主人公。

当然、周囲の人々は兄弟を比べ評価しますが、主人公は腐らず、自分にできる人助けをしていこうと前向きに生きていました。

そんなとき、同じくモブである幼馴染の女の子がヒーローたちが運営する会社へ研修生として就職が決まります。

この世界でその会社は超がつく優良企業でみんなの憧れ。

そんな会社にモブの身分で入社できたのだから、そりゃ嬉しい。

主人公は素直に幼馴染に祝福を送ります。

そんな期待に胸膨らます初出社。

出迎えてくれたのは「筋肉の英雄」。

筋肉の英雄に中を会社内を案内されるが、そこで見たものは想像を絶するものだった。

人間が色々な方法で殺されていました。

筋肉の英雄いわく、「生まれながらの英雄ではなく、稀に死に際に英雄に覚醒する者がいる。我々の目的は英雄の増産。安定して英雄を生み出す実験をしている」とのこと。

幼馴染は当然理解できずに反発しますが、モブがヒーローに敵うはずもなくすぐに抑え込まれてしまいます。（ちなみに幼馴染が連れてこられた理由は、英雄との交配実験のためでした）

隙をついて逃げ出す幼馴染ですが、世間に知られてはいけない内容を知ったので当然、

殺害命令が出て、終われる身となります。（南海イルカというのが幼馴染の名前です）

幼馴染が終われているということで、主人公はヒーローを敵に回して共に逃げます。

しかし、先ほども言いましたが所詮はモブ。ヒーローに敵うはずもなく、幼馴染を逃がすため1人でヒーローの足止めをします。

結果は、

当然、こうなります。

さて、主人公のおかげで何とか逃げられた幼馴染。

しかし、すぐにヒーローに見つかります。ただその見つかったヒーローが主人公の兄貴である「火葬の英雄」。

幼馴染は少し逃がしてくれるかもと期待をしますが、

もはや、心からヒーローになった彼には無駄な期待でした。

幼馴染が殺されかけたその時、

背後に主人公が現れます。

火葬の英雄は、確かに主人公は死んだと報告を受けていたため驚きますが、すぐにある考えに至ります。

そう主人公は英雄に覚醒しました。能力は「再構築」です。（画像では「再生」となっていますが、のちに「再構築」というふうに修正されました）

その後、主人公と幼馴染で火葬の英雄の説得を続けます。

火葬の英雄が、説得に応じようとしたその時、横から強烈な衝撃が襲い掛かります。

筋肉の英雄が、悪と手をかわそうとした火葬の英雄を一撃で粉々にします。

怒り狂う主人公。

しかし、不死身になっただけでは、

筋肉の英雄には敵いません。デコピン一発で粉々です。

意識がなくなったかと思うと、主人公は火葬の英雄とともに食卓を囲んでいました。

主人公の精神世界だと思いますが、そこで火葬の英雄から様々な部位のステーキを振る舞われます。

主人公が精神世界で食事をしている間に、幼馴染は危機を迎えます。

幼馴染が亡き者にされようとした瞬間、またタイミングよく主人公が復活し、それを止めます。

しかし、今度は先ほどまでとは違い、歪な形での復活となりました。

筋肉の英雄はすぐに、この復活は火葬の英雄と混ざったものだと気づきます。

それでも、所詮は先ほどまでザコだった存在。

再び粉々にしてやろうと筋肉の英雄が襲い掛かります。

しかし、主人公は火葬の英雄と混ざった存在となりました。

だから、

兄貴である火葬の英雄の力が使えます。

その力を借りて、筋肉の英雄を倒した主人公。

その後、幼馴染とともに追われる身となりながら、反英雄組織「ラブロック」へと入団し物語は進んできます。

以上がストーリの流れとなります。

確かにヒーローといえど綺麗事ばかりでは生きていけないと思います。

普段が正義を強く意識しているから、闇の部分もその分濃くなっていくのでしょう。

あ、ちなみに表向きもクズのヒーローも多いようです。

みかじめ料的なものを無理やり徴収する893みたいなやつらです。

今のところは1巻しかでてませんが面白いと思いました。

今後も期待を裏切らない展開で・・・いや、いい意味では裏切ってほしいですが、読んでいきたいマンガだと思います。

10/15に2巻も発売するようなので、ぜひ読んでみてください。

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